こんにちはMassaです。
早いもので5月ももうすぐ終わり来週からは衣替えの季節になりますね。
酒菜の会もこれから夏に向けていろいろとイベントを考えていますので皆さん楽しみにしていてくださいね。
さて今回は2021年酒菜の会第二回目の釣行という事で、前回の記事で下見をした龙王塘での釣行を行いました。
今回のメンバー
今まで酒菜の会としてはあまり馴染みの無かった龙王塘での釣行ですが、近年船の入れ替えを行っているようで以前に比べて船が金属製になって少し大きくもなったので、非常に使いやすくなってきましたね。
今回のメンバーですが、先ずは釣り名人松下さんは留学先のカナダから一時帰国中の息子さんとご参加!
そしてお父様も釣りが大好きだと言う優子さんは酒菜の会釣行初参加!
いつものメンバーからは今年初釣行の豆ちゃんと若手のホープ志岐くん、先週一緒に下見の釣行をした金ちゃん、テイちゃん、釣り部長周さんと私(Massa)の9名での釣行になります。
船は5人乗りなので今回も4名と5名に分かれて出船いたします。
本日は大潮!
この日の天気は曇り、気温は14度とちょっと肌寒い感じですが、お昼頃には20度前後まで上がるそうなのでまぁ問題ないでしょう!
と言う事でポイントに到着、一斉に仕掛けを投入します。
前回と同じで昆布の養殖棚の底を海老の切り身を餌にして狙います。
もちろんまだ菜黑(昆布周辺に付くエビを捕食しに来るクロソイを狙うルアー釣り)も十分狙えると言っていたので、ルアーでも狙っていきます。
ところが、なかなか当たりがありません・・・まぁスタートダッシュが決まらないのはいつものことなのですが、この日はどうも様子がおかしい・・・
普段ならいくら当たりがないとは言っても小さい魚の反応があったり、付餌が取られていたりするのですが、今日は全くと言っていいほど反応もなく、餌もそのままの状態で上がってきます。
この日の潮は最大の大潮・・・海面はとても穏やかで波なんか立っていないのですが、どうやら海底付近の流れはとても早いようです。
その為か海の底が攪拌され潮が濁ってしまっているようです。
そうです、大連の釣りには濁り潮はNG!大量だった試しがありません・・・
少し時間が経てば潮も緩んで少しづつ釣れるようになるかなと思いながら我慢の時間を過ごす事にしました。
本日の初釣果は?・・・
そんな中今回はつ参加の優子さんの様子を見ようと声をかけていた時、優子さんの竿先に反応が・・・
「なんか魚の反応なんですかね?」
「うん、あたってるよ!」
と言って竿を取って合わせを入れると重たい魚の反応が!!
すぐに優子さんに竿を返してゆっくりリールを巻き上げてもらいます。
初参加の少しテンション高めで魚の引きを楽しみながらリールを巻き上げます!
そして上がってきたのは・・・・なんと!体調50cmはありそうなアナゴ!!
周さんが取り込みを手伝ってくれて、記念撮影!!
初参加の優子さんが見事この日の初釣果!しかも美味しいアナゴをゲットしました。
アナゴ狙いに的を絞って!
さあ!アナゴが釣れたのでちょっと希望が見えてきましたよ!
そうなんですよ!濁り潮の時はアナゴなんです!以前も濁り潮で釣れない時に名人松下さんが見事な穴子を釣り上げていたではありませんか!!
と言う事で私も穴子対策をしようとオモリを重くして針も少し大きめに変えて糸は張らないように仕掛けをセット。
よし!準備万端!!穴子をゲットするぞ!
と気合をいれなおします。
ところがなかなか当たりはありません・・・それどころか潮が早すぎで持っていた一番大きい500gの錘もいつの間にか流されて浮いてしまいます。
そんな事をしている間に豆ちゃんにも可愛いサイズのアナゴがかかりました。自分の口よりも大きい海老の切り身を咥えて食欲は旺盛のようです。
そろそろ移動するよと言って仕掛けを回収してみると???
何やらすこ〜し重たい!これはもしかしてアナゴがかかってる?と期待しましたが、残念・・・こちらは可愛いアイナメでした。
今日の天気は良好!のはずが・・・
そしてなかなか釣れる気配もなく少しテンションも落ち気味のところ、頬になんだか冷たいものが・・・
「ゲッ!雨だ!・・・」泣きっ面に蜂とはまさにこの事!!
しかもだんだん強くなってるし、風も出てきて寒い!
天気予報では雨の予報は無かったのに・・・
でも船長がすぐにパラソルを準備してくれて濡れないように気を使ってくれます。降ったり止んだりを繰り返しながらもなかなかすぐには晴れる気配はありません。
でもとりあえずパラソルがあるからビショビショになることは避けられているのですが、風が時折強く吹くとパラソルが煽られて船が揺れます。
そしてついに!!パラソル破損!!!
まじ今日も修行かと思うような厳しい状況に・・・なんだろう今年の酒菜の会の釣行はレベルアップのための試練の年になっているのですかね・・・・思わずそんな事を考えずにはいられません。
そろそろ限界かな・・・と思いつつもう一方の船に乗っているテイちゃんに連絡、釣果の状況や釣行の続行について意見を聞きました。
するとあちらの船もあまり釣果はよろしくなさそう・・・。でもしばらくすると天気が回復しそうだとの事でもうしばらく様子を見る事に。
それから30分ほど経った頃話していた通りようやく雨や風も止んできて念願の陽の光が!
これほど太陽の暖かさを感じたことがあったでしょうか・・・冷え切った体を陽の光が優しく温めてくれます。
これで少しでも釣果が上がってくれたら今までの我慢が報われるのですが・・・・
最後の一枚
さてこの厳しい状況の中、超過に苦しんでいた志岐くん。
「今日はさすがに坊主になってしまうのか・・・」と少し弱気にな発言も出てしまっていましたが、そこはちゃんと結果を出すのが我が会若手のホープ!
しっかりとカレイを釣り上げてこの笑顔!
ちょうど煮付けサイズの肉厚で美味しそうなカレイでしたよ。
これで今回の釣行参加者全員なんとかボウズは逃れてることができ私も一安心。
しかしこの後も魚の反応はよくならず、みんな冷え切った体は限界に達していたので、12:30に竿を納める事にいたしました。
本日の釣果は?
一方名人松下さんたちの船の釣果を聞いてみると、テイちゃんがアイナメとソイを1枚づつ、金ちゃんが3枚、そして名人松下さん親子は二人でアナゴやソイ、アイナメなど合わせて11枚とこの厳しい状況でも他のメンバーよりもたくさん釣っていました。
いや〜さすが名人です。
あとで話を聞いてみましたが、やはり今回はかなり苦労をしたようです。そんな中何度も針の大きさを変えてハリスの長さを色々と調整して釣れるところを見つけ出し息子さんと二人で同じ仕掛けにして釣果を伸ばしたと言う事でした。
どんなに厳しい状況でも諦めずにトライアンドエラーを繰り返して辿り着いた釣果という事なんですね。
大潮の日は濁りが出て釣果が悪い!
釣果が悪い時は仕掛けを色々変えて魚の反応を見ることが大事!